Japanese。

日曜日は暗がりの中、ヘッドランプの明かりだけで登山中こんな事を思い出した。

実は数年前、白山での仕事を依頼された。

詳細は言えないが

設計書や図面などから普通では無い事はすぐ分かった。

機材や材料はヘリにて運搬。

作業員は山小屋にて生活。

自炊。

１週間に一度下界に降りる事が許される。

なお、降りる時は徒歩にて下山。

翌週も自分で登ってきて！

しかも、作業はすべて人力。

時代は平成。

ありえません。

「僕は日本人です。」

「お金に困ってません。」

そう言いたかった。

のである。

猫背は当時、

白山には興味が無く、

登山はNo　Thank　you.

de

あった為

即答でお断りした。

人伝いに聞いた話によると

この仕事は

県外の人によって完成された。

みたい。

こんな事を思い出して

そして

数年の月日が経ち完成を見届けてきたのであった。

めでたし。めでたし。

しかし、

今ならどうだろう？

なんて遣り甲斐のある仕事？

皆を口説いてOKするだろう。

完成した石畳。

これも人間の手か？

「ご苦労様である」